わたしの好きな映画に「グース」があります。 動物映画の名監督であるキャロル・バラードの９６年の作品ですが、題名のグースはカナダガンのことで鴨よりは大きく、白鳥よりは小さい水鳥です。 あらすじは映画サイトとかで見てもらえればいいのですが、この映画を見てからわたしは水鳥の生態に興味を持つようになりました。
わたしの住んでいるここ佐久市にも千曲川をはじめとして、多くの野鳥が見られる場所があります。 そんな中からわたしの散歩コースの途中にある城山公園（伴野城跡）を紹介します。
きわめて小さい公園ではあるものの、ここの池には毎年１０月から４月にかけて水鳥が飛来します。 ほかの場所と違うのはここの鴨たちは人間を恐れないので、間近に観察することができることですね。 どうも近くのひとたちがパン屑などの餌をやることも影響しているようです。
とはいえ、水鳥に人間が餌をやることは好ましくありません。 パン屑などは鴨がよく食べるものの栄養価はあまりないので、それに満腹すると本来の食事である水草などを採れなくなり、栄養不足から病気になることもあるからです。
わたしはネット上に見つけたそういう記事（野鳥に餌をやってはいけない）をプリントして、散歩中に餌やりを見かけた場合には渡しています。 変なおじさんと思われていることでしょうが、身近な環境保護のひとつだと思ってやっています。
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