佐久市役所に申請していた「新幹線大人の住まいるプラン佐久」の利用が、同サービス対象者、佐久市移住者認定NoXXとして認定したので、同サービスが利用可能になった旨、封書で連絡があった。同サービスによる東京への往復代金は7800円、これに500円相当のキオスク利用券がつく(2022年2月現在)。ジパング倶楽部のクレジットカードで購入すると、8400円なので料金が安いほか、同カードで往復を購入したときの有効期限が4日間に対して14日間と長く東京に滞在するときも割安だ。本人が予約すれば、家族、知人でも利用できる。ただし、予定外で東京に行くときは利用できない、予約専用ダイヤルを通じ予約すると、概ね翌日(土日祝日が入ると遅れる)の発券・宅急便発送となるからです。
佐久市では、足を確保するために、デマンドタクシーや料金割安な定期バスによる市内へのお出かけや、このサービスによる東京訪問への利便性を確保してくれてありがたいが、まだまだ、利便性という点で、福祉の匂いが強すぎて、普通人の利用として疑問符が付く。同じ観点で、立科町の定額タクシー券も「福祉」だと思える。新聞報道によれば、立科町内の中仙道線のバス停から佐久平駅、浅間総合病院、佐久医療センターへの往復で利用可能だが、乗車時間が、平日午前8時から午後2時まで、土日祝日は午後4時までに乗車が必要だとある。
都バスや区役所のミニバスになれている東京からの移住者にとってみれば不満はあるが、公共交通機関による、東京と同じ利便性を確保するには、佐久市中心部への自家用車の乗り入れ禁止か、佐久市を例えば100万人都市にすべく、うぐいすの森等市内への移住者を増やすほかない。
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