先日、佐久ケーブルテレビに光回線への切り替え工事をしてもらいました。 もちろん別荘地内の光化の工事は完了していますが、実際に使用するには屋内の配線や家屋への引き込み線も光ケーブルに交換して、通信モデムも交換する必要があります。
当初は100Mへのプラン変更を考えていたんですが、佐久ケーブルテレビの担当者の方に説明してもらったところ、30Mのままなら、工事費用はかからず、利用料金はそのまま(月額3300円)ということなので、そうしました。 光ケーブル化さえしてあれば、後で100Mなり1ギガへ変更は簡単にできます。
なお100Mにした場合、利用料金は月額1500円程度高くなりますが、佐久ケーブルテレビでは「ギガ割り」サービスを行っているため、100Mと1Gの差額は100円程度しかありません。 100円上乗せするだけで、回線速度が10倍になるのですからプラン変更するなら1Gがお勧めですね。
今回の工事では同時にNTTの固定電話をソフトバンクの光電話に切り替えました。 これによって電話の使用料金も安くなったので、光化によって料金が上がるどころか経費削減になりました。
光化のメリットはなによりも、アップロード時の速度が2Mから30Mに上がったことです。 WEBのブラウジングには影響がないと思っていましたが、実際は高速化されます。たとえばヤフーニュースを見ていて、個別の記事にジャンプしても切り替えが早い。 ダウンロード自体の速度は同じでも、個々のURLを呼び出す速度が上がっていることによると考えられます。
なによりもクラウドストレージの利用に影響があります。 わたしは使用するファイルはすべてクラウド上に保存しています。こうすることによって、ノートパソコンなりiPadなりが壊れても、最悪、新しいデバイスを購入してクラウドに接続すればなんの問題もなく、以前の作業環境に復帰できます。
三つのクラウドサービスを以下のように使い分けています。
① iCloud .. iPadのバックアップ,写真&音楽データ,各種PDF等
② OneDrive .. Microsoft365を利用しているので、ワード&エクセルのファイルはすべてここに保存すると、ノートパソコンだけでなく、タブレットやスマホ上でも扱えるようになる。
③ GoogleDrive .. うぐいすの森自治会関係のファイル。 元理事の方と共有フォルダとしてデータ共有していました。
ちなみに①はアップルユーザーには必需品のようなものだし、②はWindowsユーザーなら同様でしょう。 しかし他人とデータ共有する場合は、デバイスに関係なくWEBベースで運用できる③が便利です。
本題に戻ると、こういったクラウドストレージを快適に利用するにはアップロードの速度が重要になります。 たとえばiPadのバックアップを行うとファイルサイズが大きいために通信状況によっては10分以上かかることもありますが、光化によって1分以内に終わるようになりました。
あと意外に便利だと思ったのはTwitterでの利用ですね。 TwitterをiPadで利用すると(androidなどのスマホでも同様だと思うが)、写真ファイルはカメラロールからしか添付できない。 カメラ機能を持つスマホやタブレットは、その機能で撮影した写真はカメラロールに保存されるから、Twitterの場合はスマホで撮影した写真をそのまま投稿するような使い方を想定したアプリになっているようである。
しかしスマホやタブレット以外の、たとえばデジタルカメラやパソコン上の写真データを添付しようとすると困ります。何らかの方法でカメラロールに写真データを取り込む必要がある。 iPadの場合はWEB版のiCloud上に写真データをアップロードすることで、iPad上のカメラロールで扱えるようになるため、アップロードの迅速化により恩恵を受けるわけでした。
あまり、うぐいすの森に関係のある話ではなく、申し訳ございません。