杉の木貯水池という呼び名は知りませんでした。 正式名称は「小諸発電所第一調整池」というのですが、今ではなんとWikipediaにまで掲載されているので、この名前でいいでしょう。
わたしのいくつかある散歩コースの中では利用頻度は高くないのですが、自然環境について語るとすれば外せない。
というのは野鳥が多く集まるバードウォッチングの聖地ともいえる場所だからです。 周辺に駐車場が用意されていることもあって、いつぞやは観光バスが止まっているので、こんなところに見物するような名所があるのかな?、と疑問に感じていたら、バードウォッチャーが大勢乗っていたのだった。 遠くからも集まってくるような場所だと思わなかったので驚きました。
浮島に水鳥がいるのがわかります
この貯水池を管理している東京電力は、遊歩道や野鳥の情報を載せた掲示板を設置し、池の上にはヤシ繊維や古電柱を使用した浮島(水鳥がとまれるように)を作ったりとエコロジカルなアピールをしたかったようですね。
とはいえ、写真で見るとわかるように池の周囲はフェンスで囲まれ、近づけないので城山公園のような親しみは感じさせないし、周辺の景色もさして見どころはないので普通の散歩者にはあまり魅力はない。 個人的にはあくまでウォーキングのための散歩コースです。
多くの種類の野鳥が集まるので、バードウォッチャーにとっては魅力的だと思いますが、双眼鏡か望遠レンズ付きのカメラは携帯した方が楽しめるでしょう。
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